慶應義塾

呉 茂松

ゴ モショウ

Wu, Maosong

経済学部/教授

基本情報

専門

政治学(現代中国論、国家社会関係、知識人の研究、近代化)

教員からのメッセージ

私が政治学を学ぶ出発点は「一つの国、一つの民族に束縛されない、一人の『民』に立脚した、平和的価値の実現について考える」ことにある。これは朝鮮半島に民族的ルーツを持ち、中国で生まれ育ち、いまは日本を生きる舞台としている経歴と直接関連がある。民族と国家に纏わる問題群を、戦争被害者と加害者の複雑な葛藤を生活の中で考えていた。中国で社会主義教育を受け、日本で本格的に政治学を学び、アメリカの民主主義の現場も観察した。常に思考する問題には「個人の独立」、「権力と権利の関係」、「マジョリティーとマイノリティーの共生」、「近代化」などがある。 大学教育の意義は、教養と専門知識、応用能力の伝授以外に、学生が「他者」を認識することを以って「自我」を知り、そのプロセスを通じて、多元的かつ重層的な価値観を樹立すると同時に、自ら考える姿勢を身に付けることにあると私は思う。一人ひとりの思考こそが平和を守る力であり、未来を創造する源である。想像力の豊かな諸君ともに考え抜いていきたい。

略歴

プロフィール

1999年東北師範大学卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。法学博士。東京大学、東海大学、早稲田大学(院)の非常勤講師、慶應義塾大学法学部専任講師(有期)を経て、2016年4月より現職。 2020.4-2021.7 Southern Methodist University 訪問学者 2021.4-2022.3 Harvard University 訪問学者

経歴

2009.04 - 2010.03

慶應義塾大学 法学研究科 助教

2009.04 - 2014.03

慶應義塾大学 法学部 非常勤講師

2012.04 - 2012.09

東京大学 教養学部 非常勤講師

研究

研究概要

私が政治学を学ぶ出発点は「一つの国、一つの民族に束縛されない、一人の『民』に立脚した、平和的価値の実現について考える」ことにある。これは朝鮮半島に民族的ルーツを持ち、中国で生まれ育ち、いまは日本を生きる舞台としている経歴と直接関連がある。民族と国家に纏わる問題群を、戦争被害者と加害者の複雑な葛藤を、生活の中で考えていた。中国で社会主義教育を受け、日本で本格的に政治学を学び、アメリカの民主主義の現場も観察した。常に思考する問題には「個人の独立」、「権力と権利の関係」、「マジョリティーとマイノリティーの共生」、「近代化」などがある。 大学教育の意義は、教養と専門知識、応用能力の伝授以外に、学生が「他者」を認識することを以って「自我」を知り、そのプロセスを通じて、多元的かつ重層的な価値観を樹立すると同時に、自ら考える姿勢を身に付けることにあると私は思う。一人ひとりの思考こそが平和を守る力であり、未来を創造する源である。想像力の豊かな諸君とともに考え抜いていきたい。

研究キーワード

  • 現代中国論

研究分野

政治学

研究テーマ

2004.04

現代中国における国家社会関係、知識人、近代化、政治社会思想

研究活動

教育活動

所属