慶應義塾

野々瀬 浩司

ノノセ コウジ

Nonose, Koji

文学部 人文社会学科(史学系)/教授

基本情報

専門

スイス宗教改革史、農村社会史

研究者番号

20545793

略歴

プロフィール

2014年4月から慶應義塾大学文学部西洋史専攻の教員として勤務しています。16世紀スイスの宗教改革史や社会史を専門とし、新しい宗教思想が当時のヨーロッパ社会に与えた影響などを研究してきました。慶應義塾大学では、「西洋史概説Ⅲ・Ⅳ」「西洋史学原典講読」「人文科学特論(西洋史)」などの科目を担当しています。それ以前は、防衛大学校人間文化学科で「宗教文化史」「宗教社会史」などの授業を行ってきました。

総合紹介

これまで宗教改革的な新しい神学が近世ヨーロッパ社会に与えた影響について、実証的に考察してきました。特にドイツ農民戦争期の抗議書を史料として用いて、平民が抱いていた「神の法」思想の分析を行い、16世紀のスイスや西南ドイツにおける農奴制問題と宗教改革運動との関わりを研究しています。農奴制の根拠をめぐる思想史研究を進めながら、ルターやツヴィングリなどのエリート文化と民衆文化の双方に視点を置いた全体的な歴史を構築したいという夢想に近い願望を抱き続けています。そして、現実世界である社会史・国制史と理念的世界である思想史とを結合する必要性を痛感しています。スイスの歴史は、地域的な多様性に基づいた豊かな生活文化や地方自治の伝統や共同体的な精神を実感することなしには、真に理解することは困難です。最近では、一旦農奴制研究を離れて、宗教改革期の戦争観についての研究を開始したいと考えています。

経歴

1995.04 - 2000.03

防衛大学校 人文科学教室 講師

1997.04 - 2007.03

慶應義塾大学 文学部 非常勤講師

2000.04 - 2010.09

防衛大学校 人間文化学科 准教授

研究

研究概要

これまで宗教改革的な新しい神学が近世ヨーロッパ社会に与えた影響について、実証的に考察してきました。特にドイツ農民戦争期の抗議書を史料として用いて、平民が抱いていた「神の法」思想の分析を行い、16世紀のスイスや西南ドイツにおける農奴制問題と宗教改革運動との関わりを研究しました。最近では、宗教改革期の戦争観や都市と宗教改革の関係についての研究を開始しました。

研究キーワード

  • 宗教改革、スイス史、神の法、共同体、『12箇条』

研究分野

ヨーロッパ史、アメリカ史

研究テーマ

1988.04

スイス史、宗教改革史

研究活動

教育活動

所属