慶應義塾

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)患者さんにおける肝細胞がん発生リスク診断法を開発

公開日:2022.12.12
広報室

2022/12/12

慶應義塾大学医学部

国立国際医療研究センター

北海道大学大学院医学研究院

慶應義塾大学医学部病理学教室 (病因病理学分野)の藏本純子専任講師、新井恵吏准教授、金井弥栄教授らの研究グループは、非アルコール性脂肪性肝炎(non-alcoholic steatohepatits、以下NASH)患者さんの経過観察中における、肝細胞がん発生リスク診断法を開発しました。この診断は、ゲノム中のDNAメチル化の状態を網羅的に調べる方法で見つけたバイオマーカーのDNAメチル化率を、独自に開発したアニオン交換高速液体クロマトグラフィー法(anion-exchange high-performance liquid chromatography)により測定することで、将来肝がんになるリスクを予測するものです。リスクが高いと判断されたNASH患者さんには、継続的に病院に来ていただき検査することで早期に肝がんを発見し、治療成績の向上につながることが期待されます。発がんの予防や個別化予防医療にもつながる可能性があり、臨床実装を急ぎたいと考えています。

本研究成果は、国際科学雑誌Clinical Epigenetics(オンライン)に2022年12月5日付(英国時間)で掲載されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)