慶應義塾

新型コロナウイルス感染症流行による自殺の理由の変化が明らかに-国内データベースを用いた時系列分析自殺研究-

公開日:2022.02.01
広報室

2022/02/01

宮崎大学

慶應義塾大学医学部

千葉大学

警察庁が集計し厚生労働省が公開している自殺統計原票に基づいた統計データを用いて、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 流行が日本で起きた2020年1月から2021年5月と、流行以前の日本における自殺の理由の変化について分析を行った。

自殺統計原票に基づく、自殺の理由に関する7つの大項目 (家庭問題、健康問題、経済・生活問題、勤務問題、男女問題、学校問題、その他) の全てで超過死亡のある月を認めた。小項目 (52項目) の分析から、男性では主に仕事のストレスや孤独感、女性では家庭・健康・勤務問題を動機とした自殺が増加しており、自殺の理由が男女で大きく異なった。

本研究成果は、COVID-19流行後から認められた自殺者数の増加、特に女性における増加に対して、どのような理由が増加したかを明らかにすることで、性別ごとに適切な自殺予防策および政策を講じるための新たなデータを提示するものである。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)