慶應義塾

クライオ電子顕微鏡により人工設計タンパク質ナノ粒子TIP60の立体構造を解明-さまざまな応用が期待される多孔性中空ナノ粒子構造-

公開日:2021.09.15
広報室

2021/09/15

信州大学

慶應義塾大学

信州大学繊維学部・バイオメディカル研究所の新井亮一准教授、慶應義塾大学理工学部の川上了史専任講師、宮本憲二教授、東京大学大学院医学系研究科の吉川雅英教授らの共同研究グループは、人工的に設計されたタンパク質ナノ粒子TIP60の詳細な立体構造をクライオ電子顕微鏡単粒子解析※1により解明することに成功しました。TIP60は、正三角形状の孔を20個持つ特徴的な正二十面体型60量体の多孔性中空ナノ粒子構造であることが明らかとなりました。今後、この特徴的な立体構造をもとにして部位特異的変異や化学修飾などにより、薬物を導入したナノカプセルとしての利用や新たなナノ材料の開発など、ナノバイオテクノロジー分野の発展や応用につながることが期待されます。

本研究成果は英国王立化学会学術雑誌Chemical Communicationsへの掲載に先立ち、同誌Webサイトにてオンライン速報版が9月4日に公開されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)