慶應義塾

耳鳴りを悪化させる原因を発見-耳鳴り重症度に関与する一塩基多型(SNP)の発見-

公開日:2020.09.16
広報室

2020/09/16

慶應義塾大学医学部

慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室の渡部高久共同研究員(国立成育医療研究センター医員)、神崎晶専任講師、小川郁教授は、東京医科歯科大学の村松正明教授、佐藤憲子准教授、NHO東京医療センターの松永達雄部長と共同で、耳鳴り患者を対象に行われた研究で、重症の耳鳴りにうつなどに関連するBCR遺伝子の一塩基多型 rs131702 が関与することを発見しました。

本研究成果は、「耳鳴りのために不安感が強かったり、ふさぎこんだりする方は、耳鳴りを放置すると悪化してしまう可能性が高くなるため、早めの受診をお勧めする」ことを示しています。

耳鳴りの重症化に関連するSNPの発見は病態解析のみならず、重症化に関するバイオマーカーとしても有用であり、治りやすいかどうかの予後推定、治療法選択の助けになりうる、と考えています。

本研究成果は、2020年8月3日(イギリス時間)、学術科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)