慶應義塾

次世代電力系統の安定化へ新たな可能性-電力の"流れ"の制御が鍵-

公開日:2020.08.27
広報室

2020/08/27

慶應義塾大学

電気通信大学

慶應義塾大学理工学部の井上正樹専任講師、大学院生の荒幡充(研究当時、理工学研究科修士課程)らは、自然エネルギー発電の導入により劣化した電力系統の安定度を回復させる制御方策を開発しました。

資源の少ない我が国では太陽光や風力などの自然エネルギー発電に多くの期待が寄せられています。ただ、自然エネルギー発電の大量導入は系統安定度を劣化させるため、電力系統を高い信頼性で運用するためには系統安定度を回復させる技術が必要とされてきました。

本研究では、電力潮流の状態が系統安定度に大きく寄与することを見出し、系統安定度を回復させるための電力潮流の制御方策を新たに開発しました。開発した制御方策は、制御設備を追加で導入することなく電力系統に適用できます。本研究の成果から、自然エネルギー発電のさらなる導入が促進されることが期待されます。

本研究は、電気通信大学の定本知徳助教とノースカロライナ州立大学のAranya Chakrabortty教授と共同で行ったものです。

本研究成果は、2020年8月26日(米国時間)に国際論文誌「IEEE Transactions on Smart Grid」にオンライン速報版が公開されました

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)