慶應義塾

世界初の「全身用320列面検出器型の立位・座位CT」を産学連携により開発

公開日:2017.05.02
広報室

2017/05/02

慶應義塾大学医学部

このたび、慶應義塾大学医学部放射線科学教室の陣崎雅弘教授らは、医学部の名倉武雄特任准教授、理工学部機械工学科の荻原直道教授と共同し、東芝メディカルシステムズ株式会社(以下東芝メディカル)をパートナーとして世界初の全身用320列面検出器型立位・座位CT(以下立位・座位CT)の開発に成功し、臨床研究を行います。

CT(X-ray Computed Tomography)は1970年初頭に登場して以来、多くの疾患の診断に活用されています。人は基本的に立位や座位で活動しますが、従来のCTは横たわっている姿勢のみでしか撮影できないため、起き上がると増悪する病態や立位・座位でしか行えない機能の評価はできませんでした。

研究グループは、東芝メディカルと産学連携し、構想から基本設計、開発を主導し、世界初の全身撮影が可能な面検出器型の立位・座位CTを開発しました。このCTは、慶應義塾大学病院に第1号機として2017年4月に導入され、5月以降臨床研究が開始される予定です。

今後、荷重がかかることにより明らかになるような四肢・脊椎の運動器疾患、ヘルニア・臓器脱、立位・座位でしか評価できない呼吸機能・循環動態、形成再建術の術前評価、更には歩行機能など様々な病態を評価していきます。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)