執筆者プロフィール
肥沼 佳菜
薬学研究科肥沼 佳菜
薬学研究科
私はかねてよりグローバルヘルス分野に興味があったため、海外で行われている薬学研究や国際機関の取り組みについて学ぶことのできる本プログラムに参加しました。
デンマークとスイスを訪問し、規制当局や製薬企業などの様々な施設を見学させていただきましたが、中でも世界保健機関 (WHO) での経験が印象的でした。WHO は "Health for all" を目的に設立された機関です。本プログラムでは、本来は関係者でなければ入ることのできない、ジュネーブのWHO本部に入る機会をいただきました。テレビでしか見たことのなかった会議室に実際に入ることができたことも感動的でしたが、WHOで働く日本人職員の方のお話を伺ったことが最も心に残っています。国際機関で働くためには自分の強みややりたいことを周囲にしっかりとアピールすることが必要なことや、アピールの場を得るためには周りのスタッフと日ごろからよくコミュニケーションを取り、自身のネットワークを広げるべきであることなど、実際に国際舞台でご活躍されている方から国際人に求められる資質をお聞きできたことは、私にとって大変大きな学びでした。
訪問先での講義や見学で新たな知識を得られたことももちろんですが、英語でプレゼンテーションをする力や積極的に質問する姿勢など、日本で学んでいるとなかなか身に付けることのできないコミュニケーションスキルを向上させることができた点で、本プログラムに参加して良かったと感じています。今後参加される方々もぜひ、自分の思いや考えをためらわずに表現し、実りある時間を過ごしていただけると嬉しいです。