慶應義塾

ノースカロライナ大学 木村 枝里香(薬学部薬学科6年*当時)

2022年9月12日~10月7日

執筆者プロフィール

  • 木村 枝里香

    薬学部

    木村 枝里香

    薬学部

ノースカロライナ大学病院で、4週間の病院実習を行いました。実習では病院薬剤部以外にも小児チームや各ICUチームなどの様々な医療チームを見学することができ、病院薬剤師の業務だけでなく、薬剤師と他職種との関わり方についても学ぶことができました。

医療チームのラウンドではチーム全員で患者のベッドサイドを回り、患者を交えて今後の治療方針などを話し合っている様子を見学しました。日本でも患者の意見は重要視されていますが、アメリカでは患者ファーストの姿勢がより徹底されているように感じました。

また、アメリカでは電子処方箋が広く使われており、薬剤師がパソコン上で処方の安全性・妥当性を確認してからテクニシャンが調剤をするなど、ITの活用により効率的に業務が行われていることを実感しました。日本でも電子処方箋が導入されるため、今後の日本の医療現場の変化について考えるきっかけとなりました。

一方で、アメリカには日本のような皆保険制度がないことから、患者の収入などに応じて受けられる医療に違いがあることなどを知り、日本の医療制度の優れた部分を再確認する機会にもなりました。

実習が休みの日はノースカロライナ大学の学生と交流したり、現地のスーパーマーケットや薬局に行ったりと、アメリカの文化を肌で感じることができました。ノースカロライナ大学の学生に野球観戦に連れて行ってもらったりホームパーティーに呼んでもらったりと、友人として接してもらえたことがとても嬉しかったですし、今でも大切な思い出です。  

もちろん、卒業研究と並行して実習準備をしたり、専門用語を使った議論を英語でしたりと大変なこともありましたが、それ以上に本実習でしかできないとても貴重な経験が得られました。

私は海外経験が全くなく、語学力やコミュニケーションに不安を持ちながらの実習でしたが、周りの方々の協力もあり無事に実習を終えることができました。もし、興味はあるけど同じように不安があるという方がいたら、ぜひ前向きに挑戦してほしいと思います。

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