センター概要
多組織連携で量子インターネットの研究開発に取り組むSFCコンソーシアム量子インターネットタスクフォース(QITF)の慶應義塾パートとして、量子インターネットの実現を目指す。特に、アーキテクチャ・光理論に取り組む。
2023年度事業計画
■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標
量子インターネットの構成要素を洗い出し、現状の構成部品におけるパフォーマンスの予測値の算出ならびに計画の厳密化を行う。
想定するアーキテクチャにより、パフォーマンス予測値は大きく変わる。したがって、最新の研究結果に基づいてアーキテクチャをアップデートする際に、パフォーマンス予測値も更新する。
■2023年度の新規活動目標と内容、実施の背景
・量子光による物理層の作成、並びに、制御システムの研究開発に取り組む。
・テストベッドにおいて、量子リンクを動作させる。
量子ネットワークによって量子インターネットの実現を目指すQITFならびに分散量子コンピュータネットワークの実現を目指す永山ムーンショットの活動を支援する。量子ネットワークシステムの全体像が明らかになっていない。量子情報技術のように複雑で巨大な取り組みでは、作ってみて初めて現れる課題も多々あることが予測される。量子ネットワークシステムの全体像を明らかにし、量子ネットワーク実現までの道筋を確かなものにするために、まずはテストベッドでの実機稼働を目指す。
2022年度事業報告
■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度
JSTムーンショット型研究開発プログラム目標6のプロジェクトマネージャーに永山が採択され、外部資金を得た。また、量子インターネットの構成要素を洗い出し、現状の構成部品におけるパフォーマンスの予測値の算出ならびに計画の厳密化を行った。これを元に、量子ネットワークのテストベッド計画を遂行している。
■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)
・インターネットドラフト(RFC化の承認済み)
Wojciech Kozlowski, Stephanie Wehner, Rodney Van Meter, Bruno Rijsman, Angela Sara Cacciapuoti, Marcello Caleffi, and Shota Nagayama. Architectural Principles for a Quantum Internet. Internet-Draft draft-irtfqirg-principles-011, Internet Engineering Task Force, 2022.
・論文
(1) Rodney Van Meter, Ryosuke Satoh, Naphan Benchasattabuse, Kentaro Teramoto, Takaaki Matsuo, Michal Hajdušek, Takahiko Satoh, Shota Nagayama, Shigeya Suzuki. A quantum internet architecture. 2022 IEEE International Conference on Quantum Computing and Engineering (QCE) pp. 341-352, 2022
(2) R. Satoh et al., "QuISP: a Quantum Internet Simulation Package," 2022 IEEE International Conference on Quantum Computing and Engineering (QCE), Broomfield, CO, USA, 2022, pp. 353-364, doi: 10.1109/QCE53715.2022.00056.
・イベント
QITFとMS(ムーンショット)永山プロジェクト合同のシンポジウムを開催した。
設置期間
2022/05/07~2024/03/31
メンバー
プロジェクトメンバー


