慶應義塾

慶應応用金融研究所(K-ARIF)

公開日:2026.06.10
KGRI

研究概要

K-ARIFは、資産運用の実践的研究を行う場として、金融証券市場のデータを適切に分析し意思決定につなげるための方法論を軸に据えた研究を推進する。K-ARIFは、慶應義塾が創立以来重視してきた、学問の社会実装をファイナンス研究領域で実践する場として設立する。K-ARIFにおける研究活動を通じて、資産運用に関わる方法論・技術の精緻化・高度化を目指すと共に、研究活動を実務現場や学術界において担える人材の育成も目指す。

K-ARIFの研究の主軸は、証券市場の計量分析、および、(それに基づいた) 銘柄選択やポートフォリオ構築・リバランシングなどの意思決定の技術・手法の研究開発である。データ分析を伴う実証分析、応用研究を重視する。伝統的なものにこだわらず、新しい研究テーマを積極的に扱う。
主要な研究テーマ群として、以下のようなものを考える:
アセットプライシング・ポートフォリオ構築、ボラティリティ・テールリスク等の推定と予測・リスク管理、高頻度データ分析、マーケットインパクト・流動性等の評価・市場マイクロストラクチャ分析・最適執行、デリバティブの活用、フィンテック・暗号資産、ESG投資・グリーンファイナンス、オールタナティブデータやAI活用
このほかにも、研究の新規性や意義の高いテーマ群は積極的に取り上げる。

分析にあたっては、市場データ(価格・出来高・板情報・ニュース等)に加えて、企業情報データ、マクロ関連データ、SNSデータなどの利活用も視野に入れる。分析手法は、統計学/計量経済学・データサイエンス、さらに近年急速に進展する機械学習/生成AI等の手法を積極的に活用する。

2026年度事業計画

■2026年度の新規活動目標と内容、実施の背景

・キックオフ・ミーティング (7/17午後)

・学生向け講習会実施 (後期・4コース (金融基礎, 企業価値評価, ポートフォリオ分析, コンプライアンス), 各コース1回2時間=3回6時間)

・SMF (Student Management Fund) 立ち上げ準備

・概要に記載された研究の推進

プロジェクトメンバー

研究代表者

林 高樹

教授経営管理研究科計量ファイナンス、金融計量経済学、高頻度データ分析