慶應義塾

【動画公開】CCRC・2040独立自尊プロジェクト共催/MUFG寄附講座・ZHD寄附講座特別シンポジウム「ウクライナ戦争から考えるソーシャルメディアと民主主義」(2022.06.24開催)

開催日

2022.6.24(金)

開催場所

その他

2022.11.21

慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI) サイバー文明研究センター(CCRC)「2040独立自尊プロジェクト:プラットフォームと『2040年問題』」は、2022年6月24日、シンポジウム「ウクライナ戦争から考えるソーシャルメディアと民主主義」を開催しました。本シンポジウムはKGRIで開講している「MUFG寄附講座:持続可能社会に向けた『信頼』の再創造」および「ZHD寄附講座:プラットフォーム経済と持続可能社会」の一貫として行いました。

ウクライナ戦争では、権力者がSNSを駆使して人々の心理にはたらきかけ、民主国家の主権を侵害していく一方、SNSが人々の抵抗の手段にもなっている。SNSは民主主義を守る武器なのか、それとも民主主義を破壊しうる爆薬なのか。ネットワーク空間における衝突の後、民主主義に何らかの変容がもたらされることになるのか。

本シンポジウムでは、SNSが民主主義の脅威となることを危惧してきたハーバード大学ロースクール教授で、世界的名著『CODE』(原版・2000年)の著者でもあるローレンス・レッシグ氏を招き、講演を実施。

ディスカッションには、データ・アルゴリズムによる民主主義の革新を提唱する成田悠輔氏(イェール大学助教授)、コーカサス地域研究を通じてロシアのハイブリッド戦争戦略を鋭く分析する廣瀬陽子(総合政策学部教授)、AI時代の人権とガバナンスを批判的に研究する山本龍彦(大学院法務研究科教授・KGRI副所長)も参加。ビジネスモデルの視点からデジタル社会の新たな秩序を検討する國領二郎(総合政策学部教授・CCRC運営責任者)のモデレートの下で、ウクライナ戦争後のネットワーク空間と民主主義のゆくえを議論しました。

そのアーカイブ動画を公開します。

※開催レポートはこちら〔近日公開〕※KGRIとローレンス・レッシグ氏とのこれまでの研究活動は以下をご覧ください◆KGRI Great Thinker Series講演(2019年12月)◆CCRC/KGRI2040独立自尊プロジェクト/JST共催「変容するメディア環境と民主主義の未来」(2021年12月)◆KGRI Great Thinker Series講演(2022年6月)◆ KGRI Working Paper〔近日公開〕

プログラム.pdf

◆ 開会挨拶天谷 雅行(慶應義塾常任理事)

◆ 趣旨説明山本 龍彦(大学院法務研究科教授、KGRI副所長)

◆ 基調講演ローレンス・レッシグ(ハーバード大学ロースクール法学教授)

◆ パネルディスカッション

◇ モデレーター

國領 二郎(総合政策学部教授/CCRC運営責任者)

◇ コメント

成田 悠輔(イェール大学助教授)

廣瀬 陽子(総合政策学部教授)

山本 龍彦(大学院法務研究科教授、KGRI副所長)

◇ 総合討論

◆ 閉会挨拶デイビッド・ファーバー(CCRC共同センター長/教授)

◆ 総合司会河嶋 春菜(KGRI特任准教授)

【アーカイブ動画】

天谷雅行 慶應義塾常任理事による挨拶でシンポジウムを開会。山本龍彦による趣旨説明がつづきます。総合司会は河嶋春菜です。

ローレンス・レッシグによる基調講演。ウクライナ戦争を「クラウドソーシング化された戦争」と呼び、現状からソーシャルメディアの根本的な問題を指摘。民主主義を可能にするメディアとは何かを論じます。

続いて、國領二郎のモデレートでパネルディスカッションを行いました。成田悠輔、廣瀬陽子、山本龍彦によるコメントを通じて、ロシアとウクライナのみの問題にとどまらない、普遍的なソーシャルメディアの課題が明らかになります。では、わたしたちはどのように対応すべきなのか。各登壇者からそれぞれの意見が提示されます。

最後に、デイビッド・ファーバーによる閉会挨拶でシンポジウムを締めくくりました。

※所属・職位は実施当時のものです。