法律学科4年(2025年度現在)
私は、大学に入る時点で将来やりたいことが明確に決まっていたわけではありません。ただ、何を選ぶにしても「選択肢を増やせる環境に身を置きたい」と考えていました。進路が固まっていなくても、自分で考え、動く余地があること。その自由さに魅力を感じて、法学部進学を決めました。
大学生活を送る中で、周囲には早くから目標を定め、就職活動を進めていく学生も多くいました。そうした中で、私は4年生で留学という選択をしました。皆が次の進路を決めていく時期に海外へ行くことに、不安がなかったわけではありませんが、やはり大学在学中に挑戦したいと考えました。
留学先では、語学だけでなく、ビジネスやデザインの考え方を実践的に学びました。製品やサービスをどのように形にし、価値として届けるのかを、グループワークやディスカッションを通じて考える日々でした。フランス語や英語でのコミュニケーションは簡単ではありませんでしたが、完璧でなくても自分の意見を伝えることの大切さを実感しました。
留学中も、米国で開催される就職イベント「ボストンキャリアフォーラム」に参加して、就職活動を進めていました。海外で学ぶ時間と将来について考える時間を切り分けながら、自分のペースで進路と向き合えたことは大きな経験でした。
いまは単位もすべて取得できているので、これまでの大学生活を振り返りながら卒業を迎えようとしています。最初から答えを持っていなくても、行動することで見えてくるものがあります。大学は、その挑戦を受け止め、後押ししてくれる場所だと感じています。