政治学科4年(2023年度現在)
私がロシアに関心を持ったのは中学生の時です。慶應義塾大学元教授の横手慎二先生が書かれた『スターリン』という本に心を動かされ、どうしても慶應に入ってロシアについて学びたいと思うようになりました。
所属している大串研究会では、カザフスタン問題について研究しています。1920 年代、カザフスタンはソ連に併合され植民地化されましたが、実はカザフスタンにおいてソ連は、識字率を上げるための教育や、公共機関の仕組みづくりなども行っていました。ある意味で、国家としてのアイデンティティを育てるための政策も行われていたと考えられます。善悪の問題だけではなく、このような事実もあったことを学ぶと、歴史というのはとても興味深いなと思います。
私は人の思想にも関心があります。スターリンをはじめ、その人物を作りあげている思想が時代にどのような影響を与え、そして私たちが生きているこの時代にどう繋がってきたのか。何を学ぶにしても、それが今の自分たちの生き方と繋がりをもつようになってはじめて、生きた学問と呼べるのだと思っています。
慶應義塾大学の魅力のひとつは、教授も生徒も「共に学ぶ」という雰囲気が自然にあることです。「半学半教」の精神ですね。また、図書館(メディアセンター)もとても充実していて、深い知見をもつ先生方にアドバイスを受けながら、多くの蔵書にアクセスすることができます。
学びを追求することのできるこの大学は、最高の環境だと、日々実感しています。