2022/02/28
広報誌『塾』では、写真をメインに塾生のさまざまな活躍を紹介するPortraitコーナーを設けています。今回は、『塾』2021 SUMMER(No.311)、2021 AUTUMN(No.312)、2022 WINTER(No.313)に掲載した記事を転載してお届けします。
「KEIO 2020 project」で英国代表チームをサポート杉山 佑君 理工学部4年
杉山 佑君(すぎやま ゆう)君
オリンピック・パラリンピックの英国代表チームを支える「KEIO 2020 project」の代表として、2021年度、約120人の塾生を率いた。チームの練習のサポートや歓迎イベントは、コロナ禍でかなわぬ事態に。それでも、英国視察で学んだ“Home from Home” の精神を胸に、遠隔でのおもてなしに尽力した。その一つ、選手に贈った二次元コード付きの折り紙メダルは、塾生や商店街、英国市民からの応援動画が流れる仕掛けが大きな話題に。「困難な時にリーダーとしてどう振る舞い前に進むか、人間力を鍛えられた気がします」。研究にも貪欲で、3年時には「衛星設計コンテスト」で文部科学大臣賞を受賞。専門の制御理論をどう生かすかは思案中だ。「大学院では技術と社会の関わりをじっくり考えてみたい」
(広報誌『塾』2022 WINTER(No.313)「Portrait」掲載時点)
日本の「突出したIT人材」に選出される上田 侑真君 総合政策学部4年
ITでイノベーションを創出できる若手クリエータを発掘せよ──。経済産業省所管のIPA(情報処理推進機構)が毎年実施している「未踏IT人材発掘・育成事業」で、2020年度のスーパークリエータ21名のひとりに選ばれた。「マルウェア、いわゆるコンピューターウイルスの高度化にソフトウェアで対処するには構造的な限界があります。そこで解析すべきメモリ空間だけを追いかけることで高度なマルウェアもリアルタイムで検知できる、ハードウェアをベースにしたセキュリティ機構を開発しました」。セキュリティの勉強を始めて1年弱での快挙にも「やるべきことはまだ多い」と冷静だ。SFCでの日々を「受け身になる余地がなく、学びの質が高められた」と振り返る。卒業後も研究を続ける予定だ。
(広報誌『塾』2021 AUTUMN(No.312)「Portrait」掲載時点)
柔道部初の女性主務として、コロナ禍の活動を支える栗田 愛弓君 文学部社会学専攻4年
144年の歴史を誇る日本最古の柔道部で、初の女性主務として奮闘中。大会の参加手続き、学内外との交渉、OB・OGとの窓口など、「裏方の業務すべて」を選手兼任で担う。「全国レベルの選手からほぼ初心者まで、互いに高め合う塾柔道部の雰囲気が好き。女子部員やマネジャーの声も拾い、より一体感のある部にしていけたら」。コロナ禍で、昨年度は4カ月超の活動自粛を余儀なくされ、暑中稽古や新年の寒稽古などの名物行事も中止となったが、悲観する向きはない。「いまは“土台固め”の時期と捉えています。日々の練習を通して、部の気風・伝統を次の代に伝えていきたい」。卒業後は、メディアと社会心理の研究に取り組む予定。「学業と柔道部の活動、どちらも全力で頑張ります」
(広報誌『塾』2021 SUMMER(No.311)「Portrait」掲載時点)
※記事中の所属、学年は掲載時のものです。『塾』2022 WINTER(No.313)『塾』2021 AUTUMN(No.312)『塾』2021 SUMMER(No.311)