慶應義塾

多様な分野で活躍する塾生たち -2024 Portrait-

2025/02/07

広報誌『塾』では、写真をメインに塾生のさまざまな活躍を紹介するPortraitコーナーを設けています。今回は、『塾』2024 SPRING(No.322)、2024 SUMMER(No.323)、2024 AUTUMN(No.324)に掲載した記事を転載してお届けします。

大学を越えたクリエイティブ集団を結成し、映像制作に取り組む宮田拓弥君 商学部4年

宮田拓弥(みやたたくや)君

大学入学直後より自主映画制作に取り組み、2年生のときに大学を越えた仲間とクリエイティブ集団「TSUNAGU」を結成。昨年は「港区商店街動画・写真コンテスト」に応募した動画作品が最優秀賞を受賞。これまでにNews PicksやPIVOTなどのメディア映像、株式会社コーセーとのタイアップムービーや2024年港区長選挙候補者の政見プロモーション映像などを手がける。「クリエーターの多くはビジネス領域への関心が薄い。そのため作品を世に問うことなく消えてしまう才能も少なくない」。クリエーターとビジネスをつなぎたいという思いから商学部に進学したという宮田君。卒業後は芸術系大学院入学を目指し課題の映画制作にいそしむ。

(広報誌『塾』2024 AUTUMN(No.324)「Portrait」掲載時点)

スタビライザーを使っての撮影
宮田君が手がけた自主制作映画
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レスリング女子68kg級で金メダル目指す尾﨑野乃香君 環境情報学部4年

尾﨑野乃香(おざきののか)君

主戦場としてきた62kg級から階級を2つも上げ、プレーオフの激闘を制して、パリへの切符をもぎ取った。浜口京子選手の姿に憧れて7歳でレスリングを始めた少女はすぐに頭角を現し、やがてアスリートの精鋭が集うJOC エリートアカデミーへ。慶應義塾大学進学の決断は周囲を驚かせたが、「レスリングだけの人生にはしたくなかった。社会に貢献できる人になるために、学ぶことで自分の『幅』を広げたかった」。学業との両立は苦労も多いが、「多くの人に協力していただきながら、強い意志で道を切り開いたことを誇りに思う」。将来は、スポーツ選手の男女平等や国際大会における宗教上の配慮について、広く発信していきたいと語る。そのためにも、今夏のパリでは最高の結果を残すつもりだ。

(広報誌『塾』2024 SUMMER(No.323)「Portrait」掲載時点)

女子68kg級の試合は8月5・6日。「レスリング日本勢最初の金メダルを目指します」
パリオリンピック代表決定プレーオフの試合は、ラスト数秒まで粘りを見せて競り勝った ©SACHIKO HOTAKA
SFCでは、イスラム文化を研究する野中葉研究会に所属している

大学野球を代表するスラッガー、初の幼稚舎出身プロ野球選手に廣瀨隆太君 商学部4年

※廣瀬隆太の「廣」は「广(まだれ)」の中が「黄」が正式表記

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兄の後を追って、幼稚舎1年生で野球を始めた。「当時から神宮球場で六大学野球を見て憧れていた」。土日に地元のチームで練習を重ね、平日は学校のクラブ活動で野球に没頭する。普通部進学後は世田谷区のリトルシニアチームに所属し、高等学校野球部では2度甲子園に出場。高校1年生からは自ら工夫して全身を使ってバットを振る練習を重ね、スラッガーとしての体づくりをしたという。大学野球部では1年生からベンチ入りし、東京六大学野球で通算20本塁打を放つ。4年生では主将として明治神宮野球大会でチームを日本一に導いた。「卒業後はプロになると決めていた」。念願かなって2023年プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスに3位指名され、今春、プロとしての第一歩を踏み出す。

(広報誌『塾』2024 SPRING(No.322)「Portrait」掲載時点)

2023年東京六大学野球秋季リーグ戦では主将としてチームを優勝へ導いた
大学4年間を通して使ったキャップ。多くの試合に出場し、使い古した感じが伝わる
ドラフト会議での指名を受けて

※記事中の所属、学年は掲載時のものです。『塾』2024 AUTUMN(No.324)『塾』2024 SUMMER(No.323)『塾』2024 SPRING(No.322)