登場者プロフィール
相磯尚子
文学研究科 史学専攻 東洋史学分野 後期博士課程3年(2022年度現在)相磯尚子
文学研究科 史学専攻 東洋史学分野 後期博士課程3年(2022年度現在)
私は史学専攻東洋史学分野でオスマン帝国の歴史を学んでいます。特に海軍について、停滞期と言われる17世紀に、実際にどのような人々によって構成されていたのか、どのように活動していたのかを明らかにしようと研究に取り組んでいます。
東洋史学では早い段階で「東」と「西」に分かれます。「東」は中国史、「西」はイスラーム世界史の授業を中心に選択し、本人の希望に沿って学べるようになっています。「西」の魅力は、東南アジアや南インドから、中央アジア、中東、地中海世界まで幅広い地域の知識が深まることです。所属している学生の専門内容も多様なので、広い視野で研究に従事することができます。研究テーマも専任教員の先生方と相談しつつ本人が決めるので、自由に研究ができることが強みだと思います。
大学院の授業では英語やトルコ語の研究論文講読に加え、オスマン語やアラビア語の史料講読もあり、歴史研究のためのトレーニングを積むことができます。本塾図書館に所蔵されている中東史関連の書籍は日本でも屈指の豊富さで、理想的な研究環境が整っていると感じます。
専攻では対象とする地域へ留学に行くことが推奨されていて、私は外部の奨学金を得て2年半ほどトルコ共和国に留学していました。実際に現地へ赴くことで視野がぐっと広がりますし、これまで史料で曖昧に読み流していた部分にも別の意味があることに気づけるようになりました。
色々なことに挑戦したいと思う人には特にお勧めの研究の場です。