慶應義塾

「知」を探求できる環境

公開日:2016.04.01

登場者プロフィール

  • 栗田 くり菜

    独文学専攻 後期博士課程2年(2016年度現在)

    栗田 くり菜

    独文学専攻 後期博士課程2年(2016年度現在)

私は現在、博士課程に在籍して「現代ドイツの『移民文学』」を研究しています。「マイノリティ」であるトルコ移民が、どのように異国であるドイツでアイデンティティを形成しているのか、ドイツに住むトルコ移民が発表した文学作品を題材に検討を進めています。移民文学という「他者」の声を聞き読み解くプロセスは、今後の日本における移民についての議論でも少なからず役立つのではないかと考えています。

大学院は、個人が自由に使える時間が多いというのが特徴ですが、だからこそ時間をどのように有意義に使うのかを考える必要があります。講義やゼミでは自発的な学習が求められますし、研究会や学会で多くの研究者と切磋琢磨をすることも重要です。また、研究年報等へ論文を掲載することもできるようになります。勿論、教授との距離もより近くなりますので、研究に迷ったときは教授から適切な指導を受けることが出来ます。

私にとって大学院の大きな魅力の1つは、様々なバックグラウンドを持った仲間と議論したり研究したりできることです。私のように慶應で修士号を取得後、数年間民間企業で働き戻ってきた人もいますし、学部から直接進学した人、企業に働きながら通学する人、子育てが一段落して戻ってきた人など様々です。和気藹々とした雰囲気の中、ドイツ文学や文化に情熱を注ぐ仲間達と議論することは非常に刺激的で勉強になることばかりですし、この環境は慶應の大学院ならではないかと思います。

大学院進学を検討されている方は、ぜひ慶應の門をたたいてみてください。皆さんと共に勉強できることを楽しみにしています。