慶應義塾

「あらゆる挑戦と好奇心を認める環境」

公開日:2019.04.02

登場者プロフィール

  • 永野 圭土

    文学研究科 哲学・倫理学専攻 倫理学分野 修士課程2年(2019年度現在)

    永野 圭土

    文学研究科 哲学・倫理学専攻 倫理学分野 修士課程2年(2019年度現在)

大学1年生のときに履修した倫理学の授業をきっかけに、私は哲学・倫理学の世界に足を踏み入れました。そして、基礎概論や原典講読、ゼミなど、色濃い講義を履修するにつれて、世の中で議論されている多くのことが、哲学・倫理学を源泉にもつような素朴な疑問や問題意識に直結しているのではないかと考えるようになりました。学部時代にはこうした哲学・倫理学を学ぶ楽しさを深め、将来は大学院に進学し、行為論の領域でこの好奇心をひとつの研究として形にしていきたいという思いが強まりました。

大学院の授業はほとんどが少人数制で、毎回の授業では教員や学生の枠を超えたさまざまな議論が飛び交っています。また、私の所属する研究科では月に1回、研究科の先生方と学生全員が集まって、学生の研究状況を発表し、相互にブラッシュアップしていくような場があります。その際には、多角的な視点から自分の哲学的問いを俯瞰できるので、毎回多くの収穫を得ています。大学院での研究は孤独なイメージがあったのですが、慶應では研究についての悩みや疑問を熱心に問う機会が本当に多いと実感しています。

私は現在、大学院の授業と並行して教職に関する科目を履修しており、将来的には中高の教員免許を取得することを考えています。一般的には両立しがたいとされる挑戦的な履修を組んでいる私ですが、こうして安心して研究生活が送れるのも大学の手厚いサポートがあってのことであり、学問をする上で慶應の文学研究科は理想的な場だと考えています。