登場者プロフィール
石川 就彦
文学研究科 中国文学専攻 後期博士課程2年(2020年度現在)石川 就彦
文学研究科 中国文学専攻 後期博士課程2年(2020年度現在)
学部・修士課程を通して中国文学専攻で中国古典文学を中心に学んできました。特に明代白話小説『水滸伝』を主な研究対象とし、版本間のテキストクリティークを通じて表現技法の分析を行っています。現在はその一端として「泣き」「笑い」「怒り」といった感情表現に焦点を当て、文学批評の精神及び技法の発展の研究を進めています。
研究資料や専門書、先行研究の入手は研究生活の生命線と言えます。例えば私のような研究手法では、多くの貴重な版本に目を通す必要があります。その点では、慶應の図書館及び各研究室には各専門図書・データベースが非常に充実しており、どの分野を研究するにも申し分の無い環境と言えます。
大学院の授業の多くは少人数で行われ、穏やかな雰囲気でありながら毎度熱い議論が展開されています。授業外でも、教員と院生あるいは院生同士の交流は研究分野や所属専攻の垣根を越えて頻繁に行われ、先生方や先輩方の手厚く熱心なご指導の下、自身の研究を進めていくことができます。また、文学研究科文学系5専攻で構成される「藝文学会」が毎年開催され、他専攻の教員や院生と交流する機会にも恵まれています。
博士課程も2年目となった今、自分ひとりで研究を進めるのは容易ではないと実感しています。様々な人との交流を通じて自らを研鑽し、より専門的かつ多角的な視点から研究を行うことを目指す方にとっては、慶應の文学研究科は理想的な場ではないでしょうか。