慶應義塾

対話と研究が息づく場

公開日:2025.04.01

登場者プロフィール

  • 高原 亮

    文学研究科 哲学・倫理学専攻 倫理学分野 博士課程1年(2025年度現在)

    高原 亮

    文学研究科 哲学・倫理学専攻 倫理学分野 博士課程1年(2025年度現在)

私は価値や規範、幸福や人生の意味などを対象とする道徳哲学を専門としています。その中でも私の関心は、「価値や規範を学問として語ることはいかにして可能なのか」という(メタ哲学的な)問いにあります。現在は、20 世紀末にイギリスで活躍した道徳哲学者バーナード・ウィリアムズの思想を手がかりにしながら、この問いに着手しています。

普段の生活では最新の論文や哲学の古典を読み、学会発表や論文投稿に向けた準備を進めています。また、大学院の授業では古典から最新の研究まで幅広く講読し、先生や院生との議論を通じて知識と哲学的な思考力を養っています。

当研究科の魅力は、多様な人との出会いと、それを生かせる研究環境にあります。文学部・文学研究科の先生方や他大学からの非常勤講師、多くの院生に囲まれながら、自身の関心をより豊かな視野のもとで発展させることができます。私の所属する哲学・倫理学専攻(倫理学分野)では、各学期に複数回、教員と大学院生が一堂に会する研究発表会が開かれ、互いの研究について活発な議論が行われています。さらに、大学院生が中心となって運営する研究会や読書会も数多くあり、知識の共有にとどまらず、研究の進め方や論文執筆の実践について先輩から学ぶ機会も得られます。

大学院では、単に自身の関心を深めるだけでなく、多様な視点に触れる経験を積み重ねていくことが肝要だと思います。当研究科はそのための環境が整った場です。進路の一つとして、ぜひご検討ください。