慶應義塾

シンポジウム「認知症早期発見時代のネオ・ジェントロジー:精神医学と医療人類学の対話~マーガレット・ロック先生をお迎えして~」

開催日

2018.3.10(土)

開催場所

その他

2018/1/24

項目1

項目2

日時

2018年3月10日(土) 13:00~17:00

会場

慶應義塾大学三田キャンパス 東館6階GSEC-LAB

講師

小原知之(九州大学大学院医学研究院精神病態医学)
加藤敏(自治医科大学・富士見台病院)
橋本衛(熊本大学大学院生命科学研究部神経精神医学分野)

講演タイトル

「福岡県久山町における取り組み」小原知之
「認知症の早期発見におけるうつ病との鑑別の問題・スティグマの問題」加藤敏
「軽度認知障害患者の心理状態」橋本衛

先進国の先端をいく「超高齢社会」であり、近い将来認知症800万人時代が訪れるといわれている日本では、現在認知症の早期発見の動きが活発化している。このような変化が医療の充実と、認知症を経験する方やその家族の救済につながる一方で、「自然な老い」が病理化され、早期発見が早期絶望をうみだしてしまうことへの懸念も絶えない。本シンポジウムでは、医療人類学の世界的権威であられるマーガレット・ロック先生をお迎えし、認知症の早期発見をめぐる課題と展望について議論いただき、日本の医療人類学/文化精神医学で先駆的ご研究をなさっている宮地先生にコメントをいただく。

さらに、グローバルな認知症疫学を先導してきた「久山研究」を代表して小原先生に、老い・鬱・認知症の境界線について精神病理学の権威であられる加藤先生、軽度認知障害として正常と病理の狭間で葛藤する人々の心理的ケアについて橋本先生、また認知症の精神療法の可能性について本研究の共同研究者である繁田先生にお話いただき、認知症早期発見時代のネオ・ジェロントロジ―の方向性についてディスカッションしたい。