慶應義塾

看護学専攻長メッセージ

看護学専攻長 福田 紀子からメッセージです。

看護学専攻長 福田 紀子

“実学の精神”が導く、看護の新たな挑戦

看護学専攻では新しい保健・医療・福祉の在り方を探求し、看護の先導者を育成する大学院教育を行っています。2005年4月に大学院健康マネジメント研究科の一専修として修士課程における看護教育が始まり、2007年には後期博士課程が設置されました。2018年には看護学専攻として新たに発展し、開設から20周年を迎え、多くの修了生を輩出しています。

慶應義塾の教育理念の一つに、「実学の精神」があります。科学としての看護を探究・創出し、変化の時代に対応できる研究者、教育者、実践家の育成を目指してきました。人々の暮らしや健康を取り巻く多様な課題に対して、自ら問題を発見し、仮説を立て、検証し、解決へ導く能力を育むことを重視しています。修了生たちは大学院での学びを基盤に、医療機関、地域、行政機関、国際保健など幅広い領域で活躍しています。

修士課程の特徴として、看護学の専門性に応じた14の多様な専門分野から選択し、各自の関心テーマに基づいて修士論文に取り組むことができます。また、高度実践看護師教育課程として、がん看護、精神看護、老人看護、遺伝看護の4分野における専門看護師教育を行っています。さらに、看護医療学部の4年次に修士課程の一部の科目を先取り履修し、5年間で学士と修士の2つの学位を取得できる「5年一貫教育プログラム」を設置しています。

後期博士課程では、自立して高度な研究を遂行する力を養います。海外招聘教授による研究方法の指導や海外留学プログラムなど、グローバルな学修機会を整え、学びを深める環境を提供しています。

また大学院健康マネジメント研究科の公衆衛生・スポーツ健康科学専攻との有機的な連携・協働も大きな強みです。看護学専攻で、多様な背景や専門性をもつ学生・教員との相互作用を通じ、学際的かつ国際的な視点で、看護科学を探求する新たなチャレンジをしてみませんか。