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講演概略
遺伝子によって緻密に計画されたシナリオに基づき、しかし、その一方で環境要因に強く影響を受けながら、子どもたちは健やかに発育し、発達していきます。その過程で、遺伝と環境がどれほどの影響力を持つものか、小児科医としての体験をもとにお話しし、我々おとなは子どもたちのために何ができるのか、ご一緒に考えてみたいと思います。
講師紹介
<略歴・役職>
1982年慶應義塾大学医学部卒。
小児科を専門に選び、小児神経学を学ぶために1988年に渡米。マサチューセッツ総合病院小児神経科、ハーバード大学医学部などの勤務を経て1994年に帰国。その後もマサチューセッツ総合病院神経科、Assistant in Neurologyを兼ねる。
2002年に慶應義塾大学教授(医学部小児科学)に就任、学内では、副病院長、医学部長補佐を歴任。その間、12年にわたり感染対策、医療安全、研究倫理などの危機管理に携わった。学外では、小児科学会会長、国際小児神経学会理事、小児神経学会理事長などを務める。
<主な受賞歴>
1992年 The Charles A. King Trust Medical Foundation, Young Investigator Award
1994年 三四会賞:マウス胎仔の新皮質発生における細胞分裂様式
1995年 成長科学協会研究奨励賞:大脳新皮質発生における成長因子の役割
1996年 東京都医師会研究奨励賞:大脳皮質発生における細胞分裂に関する研究
2005年 私立大学情報教育協会賞:患者データベースを用いた臨床実習システム
<主要著書>
「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」(マガジンハウス)
【お問い合わせ先】
慶應義塾総務部総務担当
tel: 03-5427-1517
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