イベント

【日程】2018/05/15（火）　午後2時45分～ （開場：午後2時頃）
【場所】三田キャンパス　三田演説館
【対象】どなたでもご参加可
【事前申込】不要
【備考】主催：慶應義塾大学、費用：無料

※ウェーランド講演会についての詳細や過去の講演会についてはこちらをご覧ください。

日本経済は、世界景気、オリンピック特需、異次元緩和に支えられ景気が拡大する局面にある。それらの要因が剥落すれば本来の成長力に戻っていく。その時慌てるのではなく、日本経済の行く末について率直に向き合い、今から備えていく必要がある。アベノミクスの成果も大きいが、課題も残る。正しく現状をみつめ今後の日本をどうしたいのか国民一人一人が向き合う時期にある。白川前総裁・黒田現総裁のもとで5年間金融政策を実践し、15以上の海外主要中央銀行での講演や率直な政策議論を行った体験をもとに、金融緩和と日本経済の先行きについて語る。

慶應義塾大学総合政策学部教授。アジア開発銀行客員研究員を兼任。1993年コロンビア大学･経済学博士（Ph.D）。1993～98年国際通貨基金（IMF）エコノミスト、その後、慶應義塾大学総合政策学部助教授、教授。2007～08年仏・パリ政治学院客員教授、2011～16年日本銀行政策委員会審議委員、16年4月慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授。16年9月より現職。海外英語番組「ブルームバーグライブＴＶ」、テレビ東京「モーニングサテライト」、BS11「寺島実郎の未来先見塾」、NHKマイあさラジオ「社会の見方・私の視点」では定期的に、そのほか国内外の多数メディアで世界・日本の金融政策や経済について解説。週刊エコノミストの書評担当。ウォールストリートジャーナルやジャパンタイムズおよび金融政策専門ウェブサイトCentral Banking（https://www.centralbanking.com/）やCEPR Policy Portal（https://voxeu.org/）等でも論説を執筆。小学館BOOK PEOPLEにおいて｢岐路に立つ日本経済｣を月2回無料配信中（http://bp.shogakukan.co.jp/crossroads/）。