慶應義塾

橋口 勝利(2020年度着任)

登場者プロフィール

  • 橋口 勝利

    経済学部 教授

    専門:日本経済史、日本経営史、 1999年 京都大学経済学部卒業、 2001 年 京都大学大学院経済学研究科修士課程修了、 2005 年 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了 Ph.D 京都橘女子大学ティーチングアシスタント 関西大学政策創造学部教授を経て2020年より現職、 ※プロフィール・職位は取材当時のものです

    橋口 勝利

    経済学部 教授

    専門:日本経済史、日本経営史、 1999年 京都大学経済学部卒業、 2001 年 京都大学大学院経済学研究科修士課程修了、 2005 年 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了 Ph.D 京都橘女子大学ティーチングアシスタント 関西大学政策創造学部教授を経て2020年より現職、 ※プロフィール・職位は取材当時のものです

史料に息を吹き込む-日本経済史研究へ

研究テーマとその出会い

大学時代の一人旅です。京都駅から青春18切符で下関へ行きました。歴史的史跡を歩いてみると、高杉晋作や桂小五郎の活動の足跡がいくつも残っています。そこで、日本列島西端の小さな長州藩が、なぜ明治維新を成し遂げたのか。志士の活動を支えた原動力とは何だったのか。その問いを追求したいと感じたのがきっかけでした。その時には、地域の活力を歴史的に解明したいという想いは、すでに固まっていました。

大学院に進学した際、大学院の先生から、愛知県知多地方の木綿問屋の「金銭出納帳」を見せてもらいました。その帳簿をパソコンに打ち込んでいきながら、お金の流れ、取引先との交渉、織物工場への指導などの情景が生き生きと浮かび上がってきました。その時に、「地域商人と工業化」というテーマに定まりました。

研究テーマの魅力、面白さ

地域に眠っていた史料に息を吹きこむことです。史料を読み込んでデータ入力して、他の史料と付き合わせてみる。その営みを続けていくことで、新たな経済史の発見がもたらされます。私は、史料の価値を社会に公表することで、史料が新たな命を得るように感じます。それこそが、歴史研究の魅力です。

学生へのメッセージ

行動力を大切にして欲しいです。自分の足で現場に行くことで、疑問が解け、新しい課題が見つかります。現地の人の話を聴けば、社会の課題を自分ごととして受け止めることができます。地域は若いみなさんの力を必要としています。「人の役に立ちたい!」という志に溢れたみなさん。ぜひ、現場で一緒に学びましょう。

(2020年12月取材)

新任教員が語る「これからの経済学部」

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