執筆者プロフィール
K.M.
文学部K.M.
文学部
興味関心のある教養と専門性を、同時に高められる環境
入学前の想像を超える学びの自由度
受験生当時の私は、学際的な学問の素養を高めることに関心を抱いていました。そこで、4 年間にわたる総合教育科目の履修と学部を跨いだ履修が可能で、さらに研究会を通じて専門性も身につけることができる慶應義塾大学文学部を志望しました。
実際に入学してみると学びの自由度は想像以上で、現在は専攻した哲学を研究しながら、1年次からずっと関心のある外国語、初めて触れる学問領域を学び続けています。
英語も第2外国語も高い水準で身につける
学びの自由度を、二つの特性に分けてご紹介します。一つ目は、高校までに培った学力を伸ばしながら、分野を横断して学問を深められることです。文学部という名でありながら、扱う分野は情報処理や社会構造研究、医学史など大きく開かれています。また、必修の語学では、⽂法と発⾳、そしてネイティブ講師との実践学習が同時に進⾏するため、英語だけでなく、第2 外国語も⾼い⽔準で⾝につけることが可能です。
二つ目は、個⼈に寄り添った専⾨性を習得できることです。具体的には、関心のある分野の研究会を複数選択可能で、先生や仲間と議論しながら専⾨性を磨くことができます。このように教養と専⾨性を、興味関心に応じて同時に⾼められる環境は⾮常に魅⼒的です。
哲学研究会は活発に議論できる特別な空間
特に興味深かった総合教育科目は〈論理学〉です。簡単に説明すると、独自の記号を用いて日本語を数式として翻訳していくことで、推論の道筋を明らかにする学問です。論理学の構造を学ぶことで、物事を進めるにあたっての戦略をすばやく構築する方策と習慣が身につきました。
また、研究会は各々が研究テーマを設定し、活発に語り合える特別な空間です。私は哲学研究会で時間や認識について議論をしています。個人的には卒業論文に向けて、哲学をより開示された普遍的な思考のツールにすることに関心を抱きながら、研究を進めています。
日本の大学生代表として訪中する体験も
加えて、国際政治経済について議論するコミュニティーでの活動やシンガポール留学によって、「人間交際」を通じた教養の深まりを実感するようになりました。そして、座学との相乗効果で、国家総合職試験にも合格しました。学外では、法律事務所のパラリーガル業務、化粧品会社のマーケティングに携わり、学んだ知識を実践する機会にも恵まれています。
昨年には、中国の大学や企業を視察する外務省の推進事業に日本の大学生代表として参加しました。中国の政府関係者や同じ志を持つ日本人学生との交流は、自らを広く異なった視点で見ることにつながり、枠を決めずに全力で進んできた自分の熱量に意識的になることができました。大学では活動するほどに広がる新しい世界が待っています。是非期待してください。心より応援しています。
この記事は、受験生向け大学案内『ガイドブック2026』に掲載したものです。
最新のガイドブックはPDF、デジタルパンフレットとしてご覧いただくことができます。「ガイドブック」のウェブページをご確認ください。
掲載内容は2024年度取材当時のものです。