制度の概要
慶應義塾大学医学部と栃木県は、栃木県内の医療・医学の更なる充実・進歩に向けて、高度医療を実践し、医学研究を牽引する「ハイレベル」な医療人材を確保するため、2024年7月25日に地域枠に係る協定書を締結しました。
2026年度から、栃木県地域枠の学生を1名受け入れ、慶應義塾大学医学部卒業後、栃木県が指定する公的医療機関等において一定期間勤務することを入学条件とする制度です。地域枠学生に対しては栃木県から修学資金が貸与され、勤務期間の満了によりその返還が免除されます。
募集人員
1名
出願資格
次の要件をすべて満たしている者とします。
2026年度医学部一般選抜の出願者で栃木県地域枠での入学を希望する者
合格した場合、入学を確約できる者(※1)
本学卒業まで栃木県医師修学資金の貸与を受ける者
本学卒業後、栃木県医師修学資金の貸与を受けた期間の1.5倍の期間、栃木県が指定する公的医療機関等において医療に従事することを確約できる者
次の①②のいずれかに該当する者
① 栃木県内の高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者または2026年3月卒業見込みの者
② 受験生本人の出願時における住民票上の住所が栃木県内の者
※1 本学他学部および他大学との併願は妨げませんが、合格した場合は、原則として入学を辞退することはできません。ただし、やむを得ない理由(病気や怪我で就学が困難になった場合等)により、本学が定める方法で入学辞退を申し出、受理された場合には、入学金を除く「学費」ならびに「その他の費用」を返還します。
入学後のカリキュラム上の条件
栃木県地域枠で入学後、必修科目及び選択必修科目に加えて、地域医療に関する所定科目の履修が必須となります。
出願方法
一般選抜の出願登録の際に、「栃木県地域枠」を選択してください(インターネット出願)。「栃木県地域枠」と「一般枠」との併願はできません。
出願時に所定の入学検定料納入が必要です。
受験票の発行について受験票には「医学部(一般選抜(栃木県枠))」と記載されます。
出願時には、同意書(1枚)をダウンロードの上、A4普通紙で印刷し、自筆で記入したものを提出してください。出願資格5②に該当する者は住民票(2025年12月1日以降に発行されたもの)を合わせて提出してください。
出願期間・試験期日・試験時間割・試験会場
一般選抜(一般枠)と同じです。
選考方法
【第1次試験】
一般選抜(一般枠)と同一内容で行います。
【第2次試験(第1次試験合格者のみ)】
小論文試験、面接試験に加え、栃木県地域枠独自の面接試験を追加で実施します。
出願時に選択した「一般枠」もしくは「栃木県地域枠」について、出願後に変更することはできません。合格した場合は、出願時に選択した枠で入学していただくことになります。
合格発表・入学手続日
一般選抜(一般枠)と同じです。
入学手続完了後、栃木県医師修学資金貸与契約にかかる必要書類を送付します。
栃木県医師修学資金制度について
栃木県地域枠に合格し、本学へ入学する者に対し、栃木県が栃木県医師修学資金を貸与します。大学卒業後、栃木県が指定する公的医療機関等で一定期間業務に従事すると修学資金の返還が免除されます。
1. 貸与金額
入学金を含む学費相当分(6年間で2,200万円)を貸与(その他、生活支援策を検討中)
学費:在籍基本料、授業料、施設設備費、実験実習費
2. 貸与期間
2026年4月から本学を卒業するまでです。休学の期間は貸与を中断します。
3. 返還免除
栃木県が指定する公的医療機関等に栃木県医師修学資金貸与期間の1.5倍の期間勤務すると返還が免除されます。通常は9年間で、初期臨床研修期間の2年間を含みます。
継続・安定した勤務及びキャリア形成のため、慶應義塾大学と栃木県が協力し、卒後支援を実施します。学位取得、海外留学、研究従事等が可能となるよう、卒業後の返還猶予期間を14年間(貸与期間×2+2(初期臨床研修期間)年間)とし、このうち9年間、栃木県の指定する公的医療機関等に勤務することを条件とします。
4. 修学資金の返還
3.の返還免除要件を満たさない場合は、貸与を受けた額に年10%の割合で計算した利息を加えて一括返還しなければなりません。なお、修学資金の返還の必要が生じた場合において、返還期日までにこれを返還しなかったときは、延滞金(年14.6%)を支払わなければなりません。
詳細は「令和8(2026)年度栃木県医師修学資金貸与事業の手引き【慶應義塾大学医学部における栃木県地域枠】」でご確認ください。この手引きは、栃木県ホームページに掲載されています。