2026年10月5日、慶應義塾大学は経済協力開発機構(OECD)統括局長のジョゼ・トゥシェット氏を迎え、本学の学生に向けて、「The Role of International Organizations in the Current Geopolitical Context」と題した特別講演およびキャリアセミナーを開催しました。
土屋大洋常任理事による歓迎の挨拶に引き続いて、特別講演においてトゥシェット氏は、約9年間にわたりOECDで幹部としてリーダーシップを発揮してきた自身の経験をもとに、ルールに基づくグローバル・ガバナンスを構築、維持、運用するための組織基盤の重要性や、国際的な人材育成において日本に期待する役割について述べました。
後半のキャリアセミナーでは、大学と国際機関との長年にわたる教育連携に触れ、このような連携を通じて将来のグローバルリーダーを育成することの重要性を訴えました。OECDは現在、慶應義塾を含む国内7大学と公式なインターンシップ協定を締結しており、学生に国際的なキャリアを積むさまざまな機会を提供しています。
参加学生との質疑応答では、OECDなどで国際公務員として働くための実践的なアドバイス、複雑化する国際情勢の中でプロフェッショナルとしてのキャリアパスをどのように築いていくかといったテーマをめぐり、活発な対話が交わされました。