慶應義塾

障害のある学生の支援のための基本方針

障害のある学生の支援のための基本方針

基本理念

慶應義塾では,「教職員・学生・生徒・児童が,互いの人格を尊重し多様な価値観を認め協力して生きるための環境を構築し,多様性の受容に関する課題に迅速に対処する」という目的を遂行するために2018 年4月に協生環境推進室を設置しました。また,「協生環境推進憲章」を制定し,「年齢・性別・SOGI(性的指向・性自認)・障害・ 文化・国籍・人種・信条・ライフスタイルなど,様々な背景を有する人々が,誰一人として社会から孤立したり排除されたりすることなく,互いの尊厳を尊重し合う社会」の実現を宣言しています。この宣言の実現に向け,2014 年2 月19 日に我が国について発効した「障害者権利条約」および2016 年4 月1 日施行の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(平成25 年法律第65 号)第11 条第1 項に基づき定められた「文部科学省所管事業における障害を理由とする差別の解消の促進に関する対応指針」(平成27 年文部科学省告示第180 号)に則り,障害のある学生の支援のために,この基本方針を定め,具体的な内容・方法に関するガイドラインを併せて制定することにより,障害のある学生の支援に努めてまいります。 

基本方針

修学機会の確保と支援内容・方法

障害のある学生が,他の学生と同様・同等な教育を受けることができるように必要な修学機会の確保に向けた,支援内容や方法の提供に努めます。

修学環境(施設等)の整備

障害のある学生が安全かつ円滑に本学での教育研究活動に参画できるように,学生の声に耳を傾けながら修学環境(施設等)の整備に努めます。

情報の公開

障害のある学生および本学への入学を希望する学生に対して,本学の受入姿勢や方針,また,学内のバリアフリー状況等について積極的な情報公開に努めます。

修学上の支援内容や方法の決定

障害のある学生の修学に向けた建設的対話の場を通じて検討し,その具体的内容を決定します。また,その支援内容については当該学生本人の声に耳を傾けながら適宜必要な見直しを行います。

支援体制

障害のある学生の支援については,障害のある学生が所属する学部・研究科の担当者を中心として障害学生支援室や他の全ての関係組織が緊密に連携を取りながらその支援に努めます。

教育方法等

障害のある学生の教育方法等について,必要な情報保障,授業等におけるコミュニケーション上の配慮,そして試験や成績評価における公平性への配慮に努めてまいります。

障害に対する理解促進と意識啓発

教職員および学生に対して,障害に関する理解を深めるとともに,障害のある学生の支援に対する意識向上を図ることにより,その支援に関する理解の促進と意識啓発に取り組んでまいります。

2022年6月1日

慶應義塾大学学長

伊藤公平