Keio University
1-2 items (total 2)
2012.11

義塾賞

Awardee name
TADANO KIN-ICHI
Awarding organization
慶應義塾大学
Award category
Keio commendation etc.
2009.12

有機合成化学協会賞(学術的)

Awardee name
TADANO KIN-ICHI
Awarding organization
有機合成化学協会
Award category
Award from Japanese society, conference, symposium, etc.

過去30年来、生理学上ならびに薬理学上重要な機能を示す天然物の合成研究に携わり、数多くの業績を挙げてきている。 候補者は天然物の化学合成に主眼を置く一方、生合成等の天然物が関与する生体反応を解明するという視点からも多様な構造を持つ数多の天然物合成に挑戦して、その目的を達成してきた。候補者が達成したの天然物合成の鍵工程となった「立体選択的な環状構造構築法の開発」は、合成化学への革新的寄与のみならず、生体関連化学の見地からも高く評価されている。 これまでに候補者により達成された天然物合成に関する研究業績は、糖質等のキラルプールとして用いるアプローチ、あるいは不斉合成アプローチに大別される。候補者により全合成が達成された天然物の代表的なものを挙げれば、1)大環状脂環式化合物[(+)-マクアリミシン類]、大環状マクロリド類[(+)-ツべラクトマイシン類]、および3環性セスキテルペノイド類[(-)-ニオペタール類]、2)含酸素多環状天然物[(+)-アステルトキシン、(+)-エレマントリドA、 (-)-ベルカロール、および(−)-ペスタロチオプシンA]、および3)含窒素環状天然物[(−)-スワインソニンおよび(-)-シューロチン類]、等である。 これらの多くは、[3.3]-シグマトロピー反応や分子内ディールス・アルダー反応を不