慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室の岸本泰士郎専任講師らの研究グループは、医師・法律家・技術専門家による協議を重ね、国内で初となるオンライン診療(インターネット回線を利用して医師が自宅等にいる患者さんにアクセスし遠隔で診療する)を精神科領域で安全に、高い質を保ちながら行うための手引書を完成させ、本日Webサイト上で公開しました。
2018年4月よりオンライン診療の一部が保険診療として認められるようになりましたが、オンライン診療を開始するための手順や診療の質を保つための医師向けの手引書はありませんでした。国内初の医師向けオンライン診療の手引書ができたことで、今後、精神科のみならず多くの診療科でオンライン診療が広がれば、さまざまな理由で通院しづらかった患者さんが医療にかかりやすくなります。
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