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[プレスリリース]
天の川銀河中心の巨大ブラックホールを周回するガスリングの化学組成を初めて明らかに

研究
2014/09/18  慶應義塾大学

慶應義塾大学大学院理工学研究科の竹川俊也(修士課程2年)と同理工学部物理学科 岡朋治准教授らの研究チームは、国立天文台野辺山45m電波望遠鏡を用いて、天の川銀河中心の巨大ブラックホール周りを回転するガスリング「核周円盤」について詳細な電波分光観測を行い、その化学組成を初めて明らかにしました。その結果、核周円盤には比較的簡単な構造の分子が多く含まれる事が分かりました。これは、核周円盤内部が大きな分子の存在できない過酷な環境である事を意味しており、この事は過去の中心核巨大ブラックホールの活動性と密接に関係している可能性があります。

今回得られた観測データは、天の川銀河中心と他の銀河の中心とを比較研究する上でも非常に有用なものであり、今後多くの研究に活用されることが期待されます。

本研究成果は、8月12日発行の米国の天体物理学専門誌『The Astrophysical Journal Supplement Series』オンライン版に掲載されました。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)