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[プレスリリース]
糖尿病性腎症の新しい発症メカニズムの解明に成功
尿細管-糸球体連関による早期診断、新たな治療法の可能性に期待

研究医療
2013/10/21  慶應義塾大学医学部

慶應義塾大学医学部内科学教室(腎臓内分泌代謝)の長谷川一宏助教、脇野修専任講師、伊藤裕教授らは、米国・マサチューセッツ工科大学のLeonard Guarente (レオナルド・ギャランテ)教授との共同研究により、糖尿病性腎症(糖尿病による腎障害)の新しい発症メカニズムの解明に成功しました。透析、心血管病の重要な原因である慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease, CKD)は国民病の一つであり、糖尿病はその原因疾患の第一位です。糖尿病性腎症の撲滅は現代医療の最重要課題の一つと言われています。しかし、現時点でその実現はなされていません。今回の研究統括者である脇野 修、伊藤 裕は、これまで、糖尿病をはじめとする生活習慣病からCKD、心血管病に至る過程を一連の流れ(メタボリックドミノ)の中で捉えてきました。

本研究では、糖尿病性腎症に着目し、その原因として「尿細管-糸球体連関」という従来にない、全く新しい考え方を提唱し、そして早期の診断による発症阻止の可能性を新たに見出しました。

本研究結果は、Nature Medicine 誌オンライン版に10 月20 日(日)(米国東部時間)、21日(月)(日本時間)に掲載されます。本研究は、文部科学省科学研究費などの助成により行われました。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)