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[プレスリリース]
抗がん剤が効かないがん細胞を効くようにリプログラミングする薬剤の発見
—世界初の薬剤探索手順による新規薬剤の開発に期待—

研究医療
2013/07/24  慶應義塾大学医学部

慶應義塾大学医学部坂口光洋記念講座(発生・分化生物学)の永松剛(ながまつごう)助教・須田年生(すだとしお)教授らの研究グループと同泌尿器科学教室の大家基嗣(おおやもとつぐ)教授らの研究グループは、独立行政法人産業技術総合研究所創薬分子プロファイリング研究センターの齊藤秀(さいとうしげる)技術研修員・堀本勝久(ほりもとかつひさ)副センター長らの研究グループと共同で、抗がん剤が効かない前立腺がんを抗がん剤が効くようにリプログラミング(細胞状態を初期化)する薬剤を発見しました。同時に、この発見は、世界初の幹細胞性を利用した合理的な薬剤探索プロトコル(手順)、「薬効リプログラミング」を提案しています。
本研究は、本共同研究グループが開始した合理的・効率的なドラッグ・リポジショニングの共同研究の先駆けとして行われ、抗がん剤が効かないがんのみならず他の疾患に有効な新規薬剤の開発に加え、iPS細胞のがん化やがん幹細胞の分子メカニズムなどの解明にもつながることが期待されます。

本研究成果は、日本癌学会機関紙「Cancer Science 」のオンライン速報版
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/cas.12183/abstract 外部サイトへのリンク)に公開され、紙上公開版では、研究トピックの「In This Issue」に掲載される予定です。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)