メインカラムの始まり

[プレスリリース]
ブンチョウも人間の言語の微妙な音声的ニュアンスが分かる

研究
2012/10/18  慶應義塾大学

慶應義塾大学文学部の渡辺茂教授他は、文学部心理学専攻学生(実験当時)の直井望とともに、ブンチョウが人間のことばの微妙な音声的ニュアンスを聞き分けていることを実験で確かめました。
人間の会話では、言葉の意味内容そのものも大切ですが、同時にそれがどのように話されるかで全く違う情報を伝えることができます。同じ内容でも「そうですか!」と賞賛の気持ちを伝えることもできますし、「そうですかあ?」と疑念の気持ちを伝えることもできます。この微妙な音声の違いは私たちが人間だから分かるのでしょうか?
研究グループではブンチョウに同じ「そうですか」という文で賞賛の韻律情報(プロソディ)を持つものと疑念のプロソディを持つものを聞き分けさせる訓練をしました。ブンチョウはこれらを聞き分けるばかりでなく、訓練に使わなかった文「あなたですか」でもそれが賞賛のプロソディを持つものと疑念のプロソディを持つものとを聞き分けることができました。
この実験は人間以外の動物が人間の言語のプロソディの違いを区別することを示した初めての研究です。この研究成果は米国科学誌 PLoS ONE オンライン版に10月18日(日本時間)に掲載されました。
http://www.plosone.org/articl/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0047446外部サイトへのリンク

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)