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[プレスリリース]
癌幹細胞マーカーCD44が活性酸素を抑制することによって
腫瘍の増大や治療が効かない状況を引き起こす分子メカニズムを解明
—癌幹細胞を特異的に標的とした治療法を開発できる可能性を拓く—

研究医療
2011/03/09  慶應義塾大学医学部
科学技術振興機構(JST)

慶應義塾大学先端医科学研究所遺伝子制御研究部門(責任者:佐谷秀行教授)の永野修助教、石本崇胤研究員らの研究グループは、慶應義塾大学医学部医化学教室(責任者:末松誠教授)、金沢大学がん研究所腫瘍遺伝学研究分野の大島正伸教授、近畿大学薬学総合研究所の益子高研究員、熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学教室の馬場秀夫教授らとの多施設共同研究によって、癌幹細胞表面マーカーである接着分子CD44がシスチントランスポーターと結合することで癌細胞内の活性酸素(Reactive oxygen species; ROS)の蓄積を抑制し、腫瘍の増大と治療抵抗性を促進する分子機構について解明しました。今回の研究成果をもとに、治療抵抗性を有する癌幹細胞をターゲットとした新たな治療法の開発が期待できます。なお本研究の一部は、JST 事業の一環として行われました。
この研究成果は2011年3月14 日(米国東部時間)、国際的な医学雑誌「Cancer Cell」2011年3月号オンライン版( http://www.cell.com/cancer-cell/ )に掲載される予定です。

プレスリリース全文は、以下をご覧ください。

プレスリリース(PDF)