2/7(月) 慶應義塾の大学ミュージアム(Keio Museum Commons(KeMCo:ケムコ))主催の、学生向けワークショップ「KeMCo×デザイン|余白でグッズを考える」(全2回)が開催されました。
ロゴや館内サインの「KeMCoフォント」を手がけたデザイナーの川村格夫さん(ten pieces)を講師に迎え、さまざまな学部・研究科から8名の学生らが集まりました。
今回のワークショップは、KeMCoのミュージアムグッズを考えるというコンセプトのもと、それぞれが持ち寄ったミュージアムグッズのデザインを観察した後、KeMCoの特徴やイメージを自分なりにアイデア化し、グッズのデザインに落とし込むという作業を行いました。KeMCoの学生スタッフ(KeMCoM:ケムコム、KeMiCo:ケミコ)らも参加し、自由にアイデアを出し合い、講師からのアドバイスも受けながら、約1時間半のセッションを行いました。
次回のセッションでは、今回までのアイデアをチームや個人で発表し、そのアイデアを形にしてみるところまで行い、全2回のワークショップが完結する予定です。
KeMCoは2021年度中に4本の企画展を開催し、学生スタッフも、活動の成果を展示/発信しています。
「KeMCoM」は、KeMCo内(三田キャンパス東別館)8Fの「KeMCo StudI/O (ケムコスタジオ)」を拠点に、ミュージアムの展示や収蔵活動に日々接しながら活動しています。デジタルとフィジカルの関係性を体験できる試みや、国外の方や来場することのできない方に、バーチャル空間でKeMCoを体験していただく新たなミュージアム鑑賞体験(3D Virtual Exhibitions)などを作り出しています。また、学芸員の仕事を志す学生から成る「KeMiCo」は、note記事やIGTVといったSNSコンテンツを活用しながら、展示作品や文化財の紹介、また外からは見えにくいミュージアム活動の様々を、分かりやすく発信しています。
KeMCoには、学部や研究科を横断する学生たちが集まり、それぞれの持つ興味や関心、知識や経験を共有し、学生ならではの視点から、文化・芸術とものづくりの新しい可能性を探求する活動を展開しています。