10月17日(日)、全塾員(卒業生)を対象とした、慶應義塾社中の集いである2021年慶應連合三田会大会が、「みんなでみらいへ-Creating Future Together-」をスローガンに開催されました。2020年度はコロナ禍のため中止となりましたが、2年ぶりとなった今年は史上初のオンライン中心の開催となり、すべてのイベントがオンラインで配信され、遠隔地からの参加も可能となりました。
メインプログラム第一部として、10時より記念式典が執り行われ、卒業50年を迎えた1971(昭和46)年卒業の塾員が日吉記念館に招待されました。式典は新浪剛史大会実行委員長による開会宣言に始まり、塾旗掲揚、塾歌の静聴、菅沼安嬉子慶應連合三田会会長の挨拶、伊藤公平塾長の祝辞に続き、50年前のキャンパスの様子がスライドショーで紹介されました。鹿内徳行1971年(昭和46年)112年三田会代表による挨拶の後、最後に若き血の音源が再生されました。
メインプログラム第二部では塾員の櫻井翔さんがメインナビゲーターを務め、3時間の生放送が行われました。東日大震災の影響で全員が揃っての卒業式ができなかった2011年卒の塾員と当時の塾長である清家篤学事顧問によるトークセッションや、恒例の福引抽選会、学生アスリート支援を行っている一般社団法人スポーツを止めるな!と連携した塾員アスリートによるスポーツ企画も配信されました。オーケストラ活動を通じて復興支援を行っている「東北ユースオーケストラ」によるコンサートは、音楽とトークで震災後10年を振り返り、今後について考えるイベントになりました。最後にはオーケストラにより「塾歌」が演奏され、大会は幕を閉じました。
当日の生配信イベントのほかにもさまざまな事前収録プログラムが配信され、チャットツールを使った同窓会やオンラインショップを利用した模擬店など、オンラインを利用したさまざまな新しい企画が実施されました。