1月10日(日)に開催された第186回福澤先生誕生記念会で、第45回小泉信三賞全国高校生小論文コンテストの表彰が行われました。今年はオンライン中継を通じて長谷山彰塾長から受賞者に賞状の授与が行われ、その後、審査員を代表し、株式会社早川書房代表取締役社長の早川浩君より、講評が述べられました。
例年記念会終了後には、受賞者を囲んで審査委員など関係者による懇親会を開催していますが、今年は初のオンラインでの実施となり、審査委員による講評や、受賞者やそのご家族からの挨拶など、Zoomを通じての交流が行われました。
慶應義塾大学では、1933年から1947年まで慶應義塾長を務め、優れた文筆家でもあった小泉信三博士の没後10年を記念し、1976(昭和51)年から全国の高校生を対象とした小論文コンテストを開催しています。その目的は、小泉博士の人格と業績を後世に伝え、青少年の文章表現能力の向上に寄与することです。今回は、小論文の課題として「競争と助け合い」など5つの課題を設定し、昨年5月から8月まで募集し、全国の高校生から320篇の力作が寄せられました。
受賞者は以下の通りです。
受賞作品および審査委員の選評は慶應義塾機関誌『三田評論』2021年1月号に掲載されています。
また後日、慶應義塾Webサイトにも掲載予定です。