6月27日(木)発行のJapan Times 大阪G20サミット特集号において、長谷山彰塾長が、国際社会が直面する諸課題の解決に向けて、慶應義塾の取り組みについて語りました。
長谷山塾長は、今こそグローバル化が世界の国々にもたらしてきたものを再評価すべき時期、とした上で、国際社会で大学が果たす役割に言及しながら、慶應義塾における具体的な活動事例を紹介しています。
そこには、慶應義塾が中核となって運営するAPRU(環太平洋大学協会)の「人口高齢化研究(Population Aging Research Hub)」や、同じくAPRU、国連ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)およびGoogle社との連携のもと、慶應義塾がアカデミック・リードとして牽引する「ソーシャル・グッドのためのAI研究(AI for Social Good)」が含まれます。後者は、SDGs(国連の持続可能な開発目標)とも関わる国際的な研究プロジェクトです。
また、2020年には、オリンピック・パラリンピック東京大会での英国代表チーム事前キャンプのホスト大学となる事実に触れ、こうした機会を活かした学内の協生環境の整備やeSports研究など、グローバルな文脈での教育・研究の新たな展開の可能性も示唆しています。