5月18日(土)、元号が「令和」となって初めての卒業51年以上塾員招待会がパシフィコ横浜展示ホールにて開催されました。
塾員招待会は、1953年に、卒業後満25年と50年以上にあたる塾員(卒業生)の方を大学卒業式の来賓として招待したのが始まりです。現在は卒業25年の方を卒業式に、卒業50年の方を入学式にそれぞれお招きしており、1986年からは卒業51年以上の塾員を対象とした招待会を毎年開催しています。パシフィコ横浜での開催も4年目となり、今年は1968年以前卒業の約4,400名が参加しました。
招待会は塾歌斉唱から始まり、長谷山彰塾長が歓迎の挨拶に立ち、塾員各位の義塾に対する日頃の協力に感謝を述べました。続いて、今回が初めての参加になる1968年三田会幹事の金田康男君による乾杯の発声ののち、歓談に移りました。歓談中に、最年長の参加者である松下泰君(昭和15年卒業・102歳)へのインタビューが行われ、長谷山塾長から花束が贈呈されました。
その後、ステージでは公認学生団体の「津軽三味線集団 弦音巴(おとは)」による「津軽じょんがら節」をはじめとする演奏に続いて、應援指導部と「若き血」の共演も行われました。引き続き、應援指導部による「慶應讃歌」や「丘の上」等のカレッジ・ソングの演奏とパフォーマンスで盛り上がり、最後は数千人の招待塾員同士らが肩を組み、あらためて「若き血」を合唱し、1時間半にわたる会は終了しました。
5月の爽やかな陽気の中、思い出や近況を語り合い、旧友との再会を喜び合う笑顔が会場中に溢れていました。