2008年の開設以来10年を迎えた大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)が、5月13日(日)に「開設10年記念式典」を開催しました。
式典は日吉キャンパス協生館の藤原洋記念ホールを会場に、ほぼ満席の約400名の入場者とともに盛大に行われました。式典では長谷山彰塾長、青山藤詞郎常任理事、安西祐一郎日本学術振興会顧問(元塾長)、栗田るみ横浜市港北区長らの来賓に加え、6名の感謝状贈呈者から祝辞とともにSDMへの期待が語られました。
式典の後半には、SDMの教員と学生、修了生の代表が登壇し、「教育の未来」と「社会の未来」の観点からSDMの貢献について熱く語る、2つのパネルディスカッションが行われ、世界を変えていこうとするSDMの可能性を来場者と共有しました。また、会場では学生、修了生の有志で企画・編集された「開設10年記念フォトブック」が配布され、話題を呼びました。
記念式典の前後には、協生館2階全体を使って、研究室ポスターセッション、プロジェクト・共同研究展示、子供向けワークショップ、有志学生主催SDM体験イベントなど、多彩な特別企画が行われました。子供からお年寄りまで一般の方々も多く参加し、賑わいました。
当日の夜には関係者向けの祝賀会が開催され、協生館イベントホールに約300名が集結しました。10年の歩みを振り返りながら歓談し、今後のさらなる発展を誓い合う場となり、終日盛況のうちに記念イベントは幕を閉じました。
今回の記念イベントの企画、運営には、教職員のみならず70名を超える学生、修了生のボランティアが参加しました。半年間かけて構想を練りつくりあげていくプロセスを通して、10年の成果を相互理解するとともに、未来のSDMについて大いに語り合う機会となりました。