11月20日(火)、日吉キャンパス西別館1にて、デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(DMC)主催によるシンポジウム「メタデータ再考」が開催されました。
DMCは、2011年に現在の日吉キャンパス西別館に移転して以来、毎年この時期に研究成果を発表する場として、「デジタル知の文化的普及と深化に向けて」をシリーズテーマとしたシンポジウムと展示を開催しています。
今年は第8回目となり、「メタデータ再考」というテーマのもと、文化資源の利活用のボーダーを創造的に超えるために、メタデータ入力、情報組織化の在り方等に対する限界も含め、メタデータを取り巻くフレームワークを改めて問い直す議論をしました。当日は、博物館、図書館、研究者、アーカイブ事業関係者等が集まり、パネルディスカッションではフロアとの活発な意見交換も行われました。
また、シンポジウム会場では展示も同時に開催されました。FutureLearnや日吉キャンパス内にある地下壕の映像の紹介のほか、アート・センター、福澤研究センターの協力を得て、アナログとデジタルを融合した仮想的展示の見せ方の紹介等も行われ、参加者との熱心な交流が行われました。