1月26日、慶應義塾高等学校野球部の第90回記念選抜高等学校野球大会(春の甲子園)への出場が決定しました。春の選抜出場は2009年以来9年ぶり9回目です。
当日は、古田幹高等学校長が出場決定の連絡を受け、日吉キャンパスに詰めかけた大勢の報道陣を前に部員たちを激励しました。部員たちは喜びをかみしめながら、大舞台に向けて気を引き締めていました。
最近の慶應義塾高等学校野球部は、2017年9月の神奈川県高等学校野球秋季県大会準優勝に続き、第70回秋季関東地区高等学校野球大会ベスト4と活躍を続けています。高等学校開設70年という節目に、今大会でのますますの活躍が期待されます。
出場決定を受け、日吉キャンパスにて記者会見が行われました。会見でのコメントは以下の通りです。
古田 幹(慶應義塾高等学校長)
第90回記念選抜高等学校野球大会に本校野球部が出場できますことは、とても喜ばしく、また光栄なことと感謝申し上げます。本校は2018年に開設70年という節目を迎えます。その記念すべき年に、歴史と伝統のある選抜高等学校野球大会に選出されましたことは、次のステージを目指す本校にとってこの上ない励みともなります。選手諸君には皆様の期待にしっかりと応えてほしいと願っています。
赤松 衡樹(野球部長、慶應義塾高等学校教諭)
まず、第90回記念選抜高等学校野球大会に選出していただいたことを、大変光栄に思い感謝いたします。今回の選考の資料となった秋季大会は神奈川県大会・関東大会ともに接戦の連続でしたが、その中で多くの試合に勝利することが出来たのは、幸運に恵まれたこととともに、選手たちがたくましく戦い続けた結果だと思います。このチームの特徴である勝負強さに冬の間にレベルアップさせてきた体力・技術をプラスし、大舞台でEnjoy Baseballを体現してくれることを期待します。
森林 貴彦(野球部監督、慶應義塾幼稚舎教諭)
チームとして9年ぶりに甲子園という舞台に立てること、そして日本一に挑戦する権利を得たことを嬉しく思います。部員とスタッフだけでなく、保護者、OB、関係者、応援してくださる全ての皆様の強い思いが結実したものと感じています。まだまだ未熟なチームですが、大会まで約2カ月あります。試合当日に「やるべきことはやってきた」と言い切れるよう、これから最善の準備を積み重ね、日々成長していきます。応援よろしくお願いします。
下山 悠介(野球部主将、慶應義塾高等学校2年)
「絶対に今年こそ」という思いで臨んだ秋季大会。センバツ甲子園への切符を掴むことができて、とても嬉しく思います。これも應援指導部、吹奏楽部をはじめ、支えてくださる皆様のお陰です。この感謝の気持ちを忘れず、チーム全員で闘い、「KEIO日本一」を目指します。