7月25日(火)、三田キャンパス東館にて、慶應義塾一貫教育校派遣留学制度による2016年度派遣留学生の留学報告会が開催されました。
2013年に発足した「慶應義塾一貫教育校派遣留学制度」は、塾内の一貫教育校5校(高校段階)から各校の枠を超えて選抜した生徒を米国・英国の名門ボーディングスクール(寄宿制学校)に約1年間派遣するプログラムで、留学先の学費等が奨学金として給付されます。さらに、留学後に塾内高校に戻った際、原則留年せずに進級・卒業することができます。
報告会は、大森正仁常任理事の開会挨拶にはじまり、4名の派遣留学生による発表が行われました。世界中から集まる優秀な人材とともに受けた質の高い教育は、派遣留学生の視野を大きく広げ、それぞれ将来に向けて、着実に大きな一歩を踏み出しました。帰国後、塾内高校において、留学生がこうした経験を同級生に伝え、刺激をもたらす波及効果も期待されます。
2016年度の派遣実績は以下のとおりです。
<高3コース(米国)>
Phillips Academy Andover 高等学校生 1名
<高2コース(米国)>
The Taft School 女子高等学校生 1名
<高2コース(英国)>
Shrewsbury School 湘南藤沢高等部生 1名
Winchester College 高等学校生 1名
(参考)
・(プレスリリース)慶應義塾の高校生、米国名門ボーディングスクールの双璧 Phillips Exeter AcademyとPhillips Academy Andoverに派遣~高校生版「ダブル・ディプロマ」プログラム~(2016/06/20)
・ [塾]2016 WINTER(No.289)一貫教育校の広場「高校生海外派遣留学の目的と成果」
・一貫教育校派遣留学制度 2018年度派遣留学候補生の募集について