2月17日、ワシントン大学セントルイス(Washington University in St Louis (WUSTL))にて、清家篤塾長による講演「Towards a Life-long Active Society and the Role of Universities」が行われました。慶應義塾大学とWUSTLは昨年6月、奨学金プログラムパートナーシップに関する協定を締結しました。その際、WUSTLのマーク・S・ライトン学長らによる訪問を受けましたが、このたびは清家塾長がライトン学長の招聘を受けての訪問・講演となりました。
昨年6月の協定により、WUSTLによる、世界各国から優秀な奨学生を集めてグローバル・リーダーを育てる「McDonnel International Scholars Academy」という奨学金プログラムへの、本学出身者の応募が可能となりました。清家塾長による講演は、このプログラムの一環として2009年から実施されている、The S.T. Lee Endowed Lecture Series(Seng Tee Lee博士の寄付によって設置された講義シリーズ)のひとつとして開催されました。この講義シリーズでは、毎回、世界中のビジネス界、学界、政府、非営利セクターなどで活躍する講師を招いて講演が行われています。
清家塾長による講演では活発な質疑応答がなされ、その後のレセプションでも、多くの参加者との意見交換と交流が行われました。また清家塾長はセントルイス滞在中、本講演に加えて、WUSTLの医学部を含む様々な分野の教員・関係者との懇談や交流を行い、WUSTLとの今後の学術、教育交流などの可能性をはぐくむ好機となりました。
<参考>
ワシントン大学セントルイスとの奨学金プログラムパートナーシップに関する協定を締結(2016/07/11掲載ニュース)
The S.T. Lee Endowed Lecture Series