10月25日、三田キャンパス西校舎ホールにて、トヨタ自動車株式会社のディディエ・ルロワ副社長が「The Power of Leadership, Passion and Fighting Spirit -トヨタの挑戦- 」と題した講演を行いました。本講演会は、日本自動車工業会の「大学キャンパス出張授業2016」として、商学部の専門的な国際プログラム「Global Passport Program」の授業の一環で実施されました。
講演会の冒頭では、清家篤塾長が挨拶を述べました。続いてルロワ副社長は、自身のビジネスキャリアの方向性を形づくったヨーロッパ時代の経験や、管理職として組織のマネジメントに注力したこと、そしてトヨタ初の外国人副社長として来日してから現在にいたるまでの仕事について語りました。また、学生たちに向けて、情熱をもって挑戦し続け、リーダーシップを発揮することが大切だという強いメッセージを送りました。
質疑応答では、トヨタのブランド戦略に関する質問などに対し、ルロワ副社長が丁寧に回答していました。
当日は、西校舎前でスポーツカーLEXUS LFAと水素自動車MIRAIの車体が展示され、最先端の車の前での記念撮影や、試乗を楽しむ学生たちの姿が見られました。