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法学部125年記念式典・講演会開催

 
2016/02/03  慶應義塾

1月30日(土)、三田キャンパス北館ホールにて法学部開設125年記念式典ならびに講演会が開催されました。
岩谷十郎法学部長による開会挨拶は、ディスプレイに法学部の歴史資料を投影しながら行われました。岩谷法学部長は、法学部(当時は法律科)開設にあたりアメリカから来日したウィグモアと彼の旺盛な好奇心、ウィグモアに鼓舞された塾生らの監訳により刊行された書物などにふれ、当時から法学部がいきいきとした場であったことを紹介しました。
続いて、記念式典の部として清家篤塾長、濱田純一前東京大学総長の祝辞が述べられました。

次に行われた記念講演の部では、「国際刑罰権の現状と課題」としてフィリップ・オステン法学部教授、「民主主義と独裁の歴史的起源-東南アジアを中心に」として粕谷祐子法学部教授、「アメリカの音楽文化と人種構成」として大和田俊之法学部教授が、それぞれ研究成果を講演しました。

トークセッションの部は大石裕法学部教授が司会をつとめ、「戦後七十年を越えて-グローバル化の中の大学の役割と学問の自由」を主題として行われました。大石教授のほか、清家塾長、濱田前東京大学総長、茂木友三郎キッコーマン株式会社取締役名誉会長、岩谷法学部長が登壇しました。まず茂木氏からグローバル時代に求められる人材について定義と提案がなされました。続いて濱田前東京大学総長が学問と大学のあるべき姿について、福澤諭吉の「学問のすゝめ」をひきながら語りました。最後に清家塾長から、ハーバード大学のコナント元総長が挙げた大学に大切とされる4つのバランス(学問研究の発展、教養教育、高度専門職教育、健全な学生生活)について、意見と問いかけがなされました。どのテーマも示唆に富み、時間をたっぷりと使用して積極的な対話がなされました。

最後に下村裕法学部教授が閉会挨拶に立ち、日吉主任として日吉キャンパスおよび法学部の教養教育のあゆみを紹介し、記念式典・講演会は幕を閉じました。
開会挨拶(岩谷十郎法学部長)
▲岩谷十郎法学部長による開会挨拶
祝辞(清家篤塾長)
▲清家篤塾長による祝辞

祝辞(濱田氏)
▲濱田純一 前東京大学総長による祝辞
記念講演の様子(フィリップ・オステン法学部教授)
▲記念講演の様子(フィリップ・オステン法学部教授)

記念講演の様子(粕谷祐子法学部教授)
▲記念講演の様子(粕谷祐子法学部教授)
トークセッションの様子
▲トークセッションの様子

撮影:竹松 明季